こんにちは、あの日なりたかった大人になれなかった大人、なりそこね子です。
ランニングを続けている皆さん、「献血って、ランナーにどう影響するんだろう?」「せっかくついた体力が落ちそうで不安…」そう思ったことはありませんか?
実は先日、ランニングが絶好調だったある日、「400ml献血すれば、物理的に400g以上痩せるのでは!」という安易な考えで献血に行ったんです。
その結果、ペースがガクンと落ち、今まで止まらずに走れていた5.5kmが、全く走れなくなってしまいました。今回は、この貴重な経験から学んだことと、それでも私が走り続けられた理由を、詳しくお話しします。
データが示す「献血後の体」:まさかの大失速
献血に行く前、私のランニングはこれまでで一番の絶好調期間でした。5.5kmを平均6分30秒で走れる日々が続き、「このままいけば、6km目標に移行できるな!」と自信満々でした。
そんな上り調子の中、2025年8月27日、体重56.0kgで400mlの献血を実施。
そして翌日、体調も気分もいつも通りの状態でコースを走ってみると…
1kmあたりのペースが、なんと1分以上も落ちてしまいました。
ペースが落ちているというより、そもそも走れる距離が短くなり、歩く割合のほうが圧倒的に多くなってしまったのです。
自分では全く自覚がなく、体調も気持ちもいつも通りなのに、なぜかいつも以上に体が重く、すぐに息が上がってしまいます。正直、かなり落ち込みました。
「こんなに頑張って続けてきたのに、この後戻りはきつい…」と、不安が頭をよぎりました。
※ちなみに献血前にはバーガーキングのてりやきワッパーオールヘビーのセットを食べています
なぜ走れなくなる?献血後の体で起きていたこと
献血後に走れなくなった理由は、調べてみてすぐに分かりました。
献血をすると、体内の血液(特に赤血球)が一時的に減ります。赤血球は、酸素を全身に運ぶという、ランニングには欠かせない大切な役割を担っています。
これが減ると、体が酸素をうまく取り込めなくなり、ランニングに不可欠な持久力が大幅に落ちてしまうのです。
さらに、献血後の血液が完全に回復するには、女性の場合だとだいたい1ヶ月ほどかかるそうです。この事実を知ってからは、「なるほど、焦る必要はないな」と納得できました。
挫折でも失敗でもない!それでも私が走り続ける理由
正直、上り調子だったタイミングで献血をしたことは、少し失敗だったかもしれません。
でも、この経験は決して「挫折」でも「失敗」でもありません。ペースが落ちても、私のモチベーションは下がっていません。
なぜなら、この状況を「別の成長のチャンス」と捉えることができたからです。
体重が着実に減少:
献血後、ペースが落ちている間も、体重は55kg台に突入!「走っているのにペースが遅い」という焦りがあったものの、体重は着実に減り続けていました。
「地上で高山トレーニング」だと思えば…:
酸素が少ない状態で走っていると考えれば、これは一種の「高地トレーニング」と同じ。今の状態で頑張れば、血液が完全回復したときに、さらに大きく成長できるのではないかと、ワクワクしました。
まとめ:諦めない心が、成長をくれる
今回の献血の経験は、自分の体調の変化に敏感になり、無理をせずに続けることの大切さを教えてくれました。
ペースが落ちても、それは一時的なもの。大切なのは、その状況を「一時的なハンデ」とみなし、諦めず継続していくことです。
ちなみに、400ml献血すると新しい血液を作るのに500kcal消費するらしい、という情報も見ました。頑張れ、私のアラフォーの体!
また走れるようになったら、懲りずに良いタイミングで献血をして、自分の成長の変化を確かめたいと思います。この経験は、「停滞期は、次の成長の準備期間だ」という、前向きなマインドセットを私にくれました。
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