こんにちは、あの日なりたかった大人になれなかった大人、なりそこね子です。
前回、私が顎変形症と診断され、人生初のワイヤー矯正を始めたところまでお話ししました。今回は、多くの方が一番気になっているであろう「一体いくらかかるの?」というお金の話と、私の矯正生活を快適にしてくれている愛用アイテムについて、包み隠さずお話しします。
顎変形症のリアルな治療費を大公開
「矯正治療は高額…」そんなイメージを持っている方は多いと思います。
しかし、顎変形症の治療は、国が定めた専門機関で治療を行うと保険適用となるため、自費診療の矯正治療に比べると、費用は大幅に抑えられます。
私の現時点での治療費は、矯正開始から25か月で、合計115,625円です。
これは、精密検査費用、抜歯、そして毎月の調整費用などをすべて含んだ金額です。
初めてこの数字を計算してみましたが、「25か月でこんなに安いの?」と感じた方も多いのではないでしょうか。実は私も同じ気持ちでした。精密検査の約10万円は、数回目の診察で保険適応扱いとなり、複雑な計算がされた結果、最終的な支払額はこの金額に落ち着いたようです(笑)。
ただし、これはあくまで術前矯正中の費用です。この先、外科手術や術後矯正も控えているため、最終的な費用はまだ変わってきます。手術の金額や最終的な金額については、また治療が進んでいく中で公開したいと思います。
快適な矯正生活を支える、私の愛用アイテム
次に、私の矯正生活に欠かせない、歯磨きと口腔ケアのアイテムを紹介します。
歯ブラシ:プロが勧める「タフト24」
商品名:オーラルケア タフト24 (S)
なぜ選んだか:
元歯科助手で、自身も矯正経験済みの同僚に教えてもらった歯ブラシです。初めて使ったとき、歯がツルツルになる感触に感動しました。
おすすめポイント:
ワイヤーが入っていると歯ブラシがすぐにダメになりがちですが、この歯ブラシは耐久性が高く、コスパも良いので、気にせず交換できます。
部分用歯ブラシ:矯正の必須アイテム
商品名:L APIS ワンタフトブラシ
なぜ選んだか:
通常の歯ブラシでは届きにくい、バンドと歯茎の間や、ブラケットの隙間を磨くために使用しています。
おすすめポイント:
これを使うと、磨き残しが格段に減り、歯周病予防にもなります。6本入りを買ったものの、なかなか替え時が分からず、ずっと同じものを使っているのはご愛嬌です(笑)。
電動歯ブラシ:手磨きだけでは届かない領域へ
商品名:パナソニック 音波振動ハブラシ ドルツ EW-DP36
なぜ選んだか:
矯正を始める前から愛用しています。手磨きだけでは届かない部分もツルッツルになるので、手放せません。心なしか歯の白さも戻った気がします。
おすすめポイント:
ブラシの消耗を早めたくないので毎日ではなく定期的に使用していますが、矯正中のケアには欠かせないアイテムです。
歯間ブラシ:食べカスの救世主
商品名:デンタルプロ 歯間ブラシ I字型
なぜ選んだか:
矯正開始前に通っていた歯医者でサイズを提案してもらい、以降、市販のものを使用しています。
おすすめポイント:
矯正を始めてから、ワイヤーに絡まった食べカスが、歯間ブラシを使うと一発で取れるので、本当に手放せません。
歯磨き粉&マウスウォッシュ:知覚過敏と口臭ケア
歯磨き粉:シュミテクト PROエナメル
もともと知覚過敏気味なので、矯正前からずっとシュミテクトを愛用しています。矯正中のデリケートな歯にも優しく、ホワイトニング効果もあるものを選んでいます。
マウスウォッシュ:コンクールF
驚くほどのコスパの良さです。1日に1〜2回、寝る前に5滴ほど使っていますが、1年以上経ってもまだなくなりません。「隅々まで行き渡れ!」という気持ちで、30秒ほどグチュグチュしています。
買ったけど、使わなかったアイテムたち
矯正を始める前、不安になって色々なアイテムを買い込みましたが、中にはあまり使わなかったものもあります。
ジェットウォッシャー:
期待して購入しましたが、私は歯間ブラシで十分でした。手軽に使える歯間ブラシの方が、継続しやすいと感じました。
矯正用ワックス:
ワイヤーが口内に刺さって痛い時に使うワックスです。病院から支給されましたが、「絶対になくなる!」と思って別途購入しました(しかも大量に…笑)。しかし、先生の腕が良いのか、ワイヤーが刺さることはほとんどなく、結局病院でもらった分がまだ余っています。
まとめ:諦めない「自分」への投資
矯正治療には、ある程度まとまったお金がかかりますが、顎変形症と診断されると、保険治療が適用されるので「絶対に無理、一生手が届かない」という金額ではなくなります。
もし、しゃくれている、前歯が出すぎている、奥歯を噛んでも隙間があるなど、骨格的な原因で悩んでいる方がいれば、一度「顎口腔機能診断施設」を調べてみることをお勧めします。
お金の工面や、手術を含めた様々な痛み、そして長い治療期間に耐えることも必要となってきますが、こういった道があることを知っていただけたら幸いです。歯を隠して笑う日々を終え、心から笑える日が、きっと来るはずです。
現在わたしは上あごの前4本をひっこめる段階にきており、しっかりとしゃくれてきています。いわゆる「受け口最強期間」へ向かう途中です。毎回大きな変化があるわけではないので、顎変形症についての記事はいったんこことで休止となりますが、また手術が決まるなど大きな出来事があった際に更新します!最終的にはちゃんと写真も載せたいと考えているので、もし興味のある方は待っていただけると幸いです。
読んでいただきありがとうございました!
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