【ランニング初心者が心の壁を壊す】開始~習慣化に成功した3つの秘訣

ランニング

こんにちは、あの日なりたかった大人になれなかった大人、なりそこね子です。

今日は、在宅ワーカーで出不精な私が、早朝ランニングを習慣化できた秘密について、全てお話しします。

わたしはこれまで、何度もダイエットに挑戦しては挫折してきました。 「よし、ジムに通うぞ!」と意気込んで高額な会員費を払っても、結局数回しか行かず、幽霊会員に。 「パーソナルトレーナーをつければ続くはず」と自己投資をしても、効果がないまま規定回数を迎え終了。投資した金額の割にリターンはほぼありませんでした。

そんな私がランニングへ一歩踏み出せたのは、「ランニングをしてみたいけどできない」と、うじうじしていた私を見かねた友人が、無理やり連れだしてくれたからです。この小さな一歩が、私のランニングに対する考え方を根本から変えてくれました。

 

殺意が達成感に変わる!「鬼コーチ」との初ラン

その日、初めて友人と一緒に走った体験は、正直、地獄でした。たった500m走っただけで息が上がり、心臓が破裂しそうなくらいドキドキして、足は鉛のように重くなりました。

何度も「もう無理!止まって!」と友達に声を掛けましたが、かつて走ることが業務の一つだった友人は、全く止まってくれず、心配もしてくれず、「顔上げて、上半身まっすぐ、前見て」と偉そうに指示を出してきて、最後には「自分が今思っている限界は、本当の限界の6割程度」という発言まで。信じられない…。

ここでわたしに湧いてきた感情は殺意(笑)。かつてこんなにもまっすぐにイライラを人にぶつけたことはない、というくらいイライラの気持ちを、私のために私の前を走ってくれている友人の背中へ飛ばしながら、それでも不思議と前へ出る足とランニングを続けました。

そして、なんとか怒りのランニングが終わった後のクールダウンで感じたのは「ものすごい達成感」。いつぞやの学生時代のマラソン大会の後にしか感じたことがないこの感覚は、懐かしく、ここ数十年感じたことのない、なにものにも代えられない感情でした。友人には平謝り、感謝し倒し、一方的に仲直り。この地獄から天国への体験が、私を「一人でも走れる」という大きな自信に変えてくれたんです。


 

誰でもできる!ランニングを継続できた3つの秘訣

それから私は、ランニングを続けるための自分ルールを決めました。これは特別な才能や根性がなくても、誰でも実践できることです。

「いつか」を「今日」に変えるきっかけをつくる

やりたいけどやれないランニングを始めるには、「考える間もなく行動する」ための小さなきっかけが必要です。私の場合は友人の誘いでしたが、「暖かくなったら」「仕事が落ち着いたら」と先延ばしにするのではなく、「今、できる環境で始めてみる」。これが、三日坊主を卒業する最初のステップです。

ぎちぎちの目標を立てない

ランニングをするとき、わたしはこのルールで走っています。

・達成するまでの期日は設けない
・1週間で何回走るかとか、回数を決めない
・目標距離だけを決める
・走っても歩いてもいい、ただし始めたら目標距離は必ずやる
・1度増やした目標距離は減らさない

一人で走り始めた最初のランニングは、たったの2.73km。距離を決めず、走れるだけ走るという「ゆるい」ルールでした。

徐々に先述のルールが決まっていき、調子が出ない日は、走らずウォーキングだけの日も。それでも自分の中では「クリア」なので落ち込むことはありませんでした。むしろ、走れなかったことが悔しくて、「明日は絶対に走る!」というやる気に。

このように、無理のない目標を設定したことで、ランニングは「〜しなければならない」義務ではなく、「〜したい」という前向きな気持ちに変わり、継続できたのです。これが、私がランニングを続けられた最大の秘訣です。

継続は「儀式化」から始まる

寝ていたい、行きたくない日ももちろんあります。
しかし、そんな日に休むと必ず「ああ、行けばよかった」と後悔することを知っています。24時間中、たった40分走るだけで得られる最高の達成感を逃してしまったからです。

なので私は、朝の行動を「儀式化」しました。
朝起きてから家を出るまでの一連の流れ(トイレ、体重測定、洗顔、着替えなど)を、何も考えずに淡々と実行するんです。

「行きたくない」という気持ちが湧いてきても、「行かないとどうせ後悔するし、しんどいのはたった40分」と思い、家を出ます。うだうだしている時間分、そのたった40分が先延ばしになるだけです。

どんなに気分が乗らない状態で家を出ても、走り終え、アプリから目標達成を告げられた瞬間の達成感と安心感は格別です。この「考えない、まず着替えて家を出る!」という積み重ねが、ランニングを習慣に変えてくれました。

まとめ:ランニングは「自分を好きになる魔法」

ランニングを続けてわかったのは、これは単なるダイエットではないということです。
昨日は2kmしか走れなかったのに、今日は2.5km走れた。
辛くて途中でやめたくなったけど、最後まで走りきれた。
こうした小さな成功体験を積み重ねることが、私に大きな自信を与えてくれました。
体重が減らなくても、今まで1mも走っていなかった体は必ず成長しています。
もしあなたが「どうせ無理」と思っているなら、まずは一歩だけ、家から出てみませんか?その一歩が、きっとあなたを変えてくれるはずです!

次回は、3か月実際に走った距離と記録している体重を全て公開します!

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